こちらの記事では、子猫が成猫に成長するまでに変化する餌について紹介したいと思います。
猫は生まれてから著しい速度で成長しますが、成長の段階に合わせて餌を用意する必要があります。
数週ごとに餌を変える必要があり、初めて子猫から猫を育てるという人にとっては飼育の第一関門かもしれません。
どのように与えればよいのか、どのように餌を作ればよいのかを解説したいと思います。
子猫を飼いたいと思っている人や、今まさに飼い始めたという人は必ず読んでくださいね。
Contents
子猫が成猫になるまでの成長段階とは?
子猫が生まれ、成猫になるまでの成長期間は個体差がありますがおよそ1年と言われています。
生後1年を迎えた猫は、それ以上体が成長しなくなり個々の性格が現れるようになってきます。
「1年間で成猫になる」と凄くシンプルに伝えてしまいましたが、猫の成長の1年間は著しい変化の連続です。
飼い主さんにとっては、猫と共に過ごす人生の中で最も忙しい1年になると思います。
与える餌の変化は勿論、しつけをする大切な時期でもあります。
病気などで体調を崩してしまうと、命に関わる時期でもあるのです。
子猫は小さくて懐こいのですごく可愛いのですが、可愛いだけでなく手間もかかる時期だという事を覚えておいてください。
[insad]子猫時代の餌で将来の健康度が変わる
これは猫だけでなく、人間でも同じことが言えるのですが幼少期に与える餌によって体の免疫力が大きく変化します。
体に必要な栄養素をしっかりと含んだ食べ物を食べていれば頑丈な体に育ちます。
粗悪な栄養素だけを食べていれば、免疫力が弱い体になってしまいます。
子猫時代から猫の体に必要な栄養素を持つ餌を飼い主が用意することで、病気にかかりにくい強い免疫を持った猫に育つことが出来ます。
子猫の理想的な成長を実現させるためには、猫の成長段階に合わせた餌の用意が必要になります。
ミルク、離乳食、普通食(キャットフード)など段階に応じた餌を食べさせることが出来るように当サイトを参考にしてみてください!
子猫が成猫になるまでの餌の移行
子猫が成猫になるまでの1年間に変動する餌について紹介したいと思います。
成長に伴い著しく変化する子猫の餌を正しく選び、健康的な成長を実現させるために目を通しましょう。
それでは早速紹介します!
子猫の出生から生後5~7週まで
通常、母猫からミルクを貰って子猫は成長するものですが、人間が育てる場合には猫用のミルクを与えます。
出生から生後5~7週までミルクを与えると良いでしょう。
母猫からミルクを貰った子猫は、母猫の免疫力を引き継ぐことが出来ます。
人間が猫用ミルクを与えた場合にも、免疫成分が配合されたものを与えることでしっかりと免疫力を与えることが出来ます。
感染症や病気の症状が見られる場合には、早期にワクチンを接種することで免疫力を向上させることが出来るので、状況に応じて獣医に相談しましょう。
5週から7週までにミルクから離乳食に移ることが理想ですが、離乳食を全く食べてくれない場合や成長が遅いと感じた場合にはミルクの時期を延長しても構いません。
必ず5~7週間でミルクを終わらせなければいけないという決まりはないので、子猫の状況を優先して対処しましょう。
ミルクを与える時には、必ず子猫用の哺乳瓶を用意しましょう。
15ccほどのミルクを人肌に温め、飲んでくれる量だけ与えることがコツです。
4.5時間おきにミルクを与えると、前回のミルクが吸収されたタイミングで次のミルクを与えることが出来ます。
人間の赤子と同じように、1度にミルクをたくさん飲むことが出来ないので細かく回数を分けて与える必要があるのです。
子猫の生後2ヵ月からの餌
生後2ヵ月ごろになると体重が300gから500gまで育つ子が多いですね。
生後2ヵ月が経過したのであれば、ミルクから離乳食へ移行しましょう。
離乳食は子猫用に販売されているのも良いですが、キャットフード(ドライ,ウェットを問いません)をぬるま湯を足して食べやすくしたものを与えましょう。
カナガンキャットフードなどの、高タンパク穀物不使用の物を与えることで、成長に必要な栄養素を十分に摂取させることが出来ます。
まずは少量与えてみて、もっと欲しがるようであれば離乳食を追加してあげましょう。
成長期の子猫は、成猫の2倍の栄養素を求めているので食べられる分だけ与えてOKです。
子猫に離乳食を与える際には、新鮮なお水を一緒に用意しておきましょう。
今までミルクで育ってきたので、餌を食べる時に得られる水分量が少ないと困惑するからです。
お水を飲む練習にもなるので、常に新鮮なお水を用意するようにしておきましょう。
子猫の生後10週目からの餌
生後10週目からは、離乳食から普通食へ移行する時期になります。
子猫用に販売されているキャットフードを与えてみましょう。
今まで水分量が多いウェットフードや離乳食を食べてきた猫にとってはドライフードの水分量が少ないことが原因で食べてくれないかもしれません。
そんな時には、お水を先に飲ませてからドライフードを与えることで問題なく食べてくれると思います。
成長を見てきた飼い主さんが、「まだ早いかな」と思ったら、無理に普通食に移行せず離乳食の期間を延長してあげてください。
性格と同じように、猫の成長にも個体差があるので1つの個性だと思って気長に成長を待ちましょう。
離乳食の期間を延長したとしても、いずれは自分から香りが強い普通食(キャットフード)に興味を示し食べるようになります。
生後10週以降は、ずっと普通食を与える
子猫が普通のキャットフードを食べることが出来るようになったら、それ以降は餌を変える必要はありません。
猫を飼う前に想像していたような、キャットフードを決まった時間に与えるだけで問題ありません。
意識すべき点は、生後1年まではご飯の量は多めにすることです。
生後1年かけて、子猫は成猫へと成長します。
その成長は著しいものなので、成長の為に必要な栄養素が大量に求められます。
そのため、成猫が普段食べる量の2倍ほどのキャットフードを与える必要があります。
生後1年を過ぎてからは、猫の成長が止まるのでキャットフードの量を減らさなければいけません。
生後1年を境に、ご飯の量が大きく変化するということを覚えておいてください。
子猫時代から質の高い餌を与えよう
この記事の冒頭で少しお話をしましたが、子猫時代の栄養素は猫の体に大きく影響を与えます。
ミルクに関しては、販売されているものの質が高いものが多いのであまり気にする必要はありません。
しかし、キャットフードに関しては販売されている物の質の振れ幅が非常に大きいです。
猫の健康を考えた、タンパク質がたっぷり配合された良質なキャットフードも販売されています。
死んだ動物の肉を使っているような粗悪なキャットフードも販売されています。
猫に必要のない穀物がたっぷりと配合された安いキャットフードも販売されています。
ミルクからキャットフードへ変わるだけで、選択肢の幅が非常に広くなります。
危険なキャットフードに出会う確率も高くなり、そこで適当なキャットフードを選んでしまうとあなたの大切な猫の体に大きな悪影響を与えてしまいます。
キャットフード選びが、猫の免疫力に繋がり寿命にも直結する要素であるという事を覚えてくださいね。

自分でキャットフードを選ぶ自信がない人はカナガンを選ぼう
「猫の餌は質の高いものをあげたい」
「美味しく食べることが出来て、長生き出来るキャットフードを与えたい」
猫の寿命に直結するキャットフードは品質の良い物をあげたい。
でも、どんなキャットフードを購入すれば良いのかわからない。
そんな人は、世界中のキャットオーナーに愛されている「カナガン」を購入しましょう。
カナガンキャットフードは、猫に必要な栄養素のみを配合し、不要な穀物を一切使用しないグレインフリーのキャットフードです。
猫が好きな肉類や魚類がたっぷりと配合されているので、おいしそうな香りに釣られて餌をたっぷりと食べてくれます。
子猫時代から、カナガンを与えている猫はタンパク質をしっかりと補給することが出来るので引き締まった筋肉と強い免疫を持つ体に育ってくれます。
病気にかかりにくい、丈夫な体に育ってもらいたいのであれば、カナガンを購入することをオススメしています。
あなたの子猫に必ず必要になるキャットフードです。
元気にすくすくと育ってもらうために、離乳食時代からカナガンを利用しましょう!

カナガンのキャットフードについて詳しく知りたいという人はコチラを読んでください!
子猫の成長段階に応じた餌の用意が大切
今回は、子猫の成長に応じた餌の紹介をさせて頂きました。
ミルク,離乳食,普通食。
大きく分けて3つの種類に分かれる子猫の餌ですが、猫の状況に応じて柔軟に対応を変える必要があります。
「生後2ヵ月だから普通食にしなければいけない!」
そんなことはありません。
あなたの猫に合わせてゆっくりと成長させてあげてください。
子猫の成長は凄く速いので、驚きの連続かもしれませんが柔軟に対応することで子猫はすくすくと育ちあっという間に成猫になります。
愛情を目一杯注いで、元気な成猫に育つように見守ってあげましょう!