犬に必要な栄養素。知らないと飼い主失格かも

いぬアイコンこの記事はわんちゃん用の記事です

人間が生命活動を行うのに必要な栄養素があるように、
犬が生きるためにも必要な栄養素があります。

犬の健康を守ろうと思って、皆さんドッグフードを
しっかりと選んでいると思いますが必要な栄養を知らないと
しっかりとしたドッグフードを選ぶことが出来ません。

愛犬の健康を守るためにも、犬に必要な栄養素を知り
正しいドッグフードの選び方を学びましょう。

犬を健康にするためには

犬を健康にするために、どういった努力をすることが出来ると思いますか?
運動をさせてあげたり、空調管理をして体調を崩さないように心がけるのも
健康法としては効果的ですが、もっとも愛犬の体に関係するのは普段の食事です。

愛犬は買い物をすることが出来ないので、飼い主であるあなたが
栄養バランスのとれたドッグフードを選ぶ必要があるのです。

[insad]

栄養バランスの良い食事が必要

なぜ栄養バランスの取れたドッグフードを選ぶ必要があるのか。
そもそも、市販のドッグフードは栄養バランスが良いのではないか?

実は市販のドッグフードの質はあまりよくはありません。
ドッグフードを始めとするペットフード業界で作られている製品は
「食品」として製造されていない為、安全性が曖昧なのです。

4Dと呼ばれる質の悪いお肉を使っているメーカーもありますし
犬の消化に不向きな穀物が沢山入っているドッグフードもあります。

栄養バランスの取れた良い食事を犬に与えるためには
犬に必要な栄養素、不必要な栄養素を知り
それらの知識を元にドッグフードを選ぶ必要があるのです。

犬に必要な栄養素

犬に必要な栄養素について紹介します。
これらの栄養素がドッグフードにしっかりと配合されていると
そのドッグフードは質の良いものと判断することが出来ます。

ドッグフードを選ぶ際の判断材料として参考にしてみてください。

タンパク質

タンパク質は肉食動物である犬に最も必要な栄養素です。
お肉やお魚、大豆から摂取できますが、犬が摂取するタンパク質は
動物性たんぱく質が好ましいです。(特に鹿肉)
犬の生命活動に必要な必須アミノ酸は、体内で生成することが出来ない為
食事として必ず摂取する必要があります。

最低摂取量は体重1kgにつき1.6g~2.5gです。
協会によって数値のばらつきがありますが
犬に最も必要な栄養素だという事を覚えておいてください。

犬は汗をかいて体温調整をすることが出来ないので
人間よりも水分摂取量が多いわけではありませんが
生き物なので当たり前のように水分が必要です。
パンティングとも呼ばれるあえぎ呼吸をすることによって
唾液が分泌される為、それなりの水分量が必要になります。

摂取カロリーと同じ量の水が必要になるので参考に覚えておいてください。
【例】500kcal=500ml

ビタミン

体内の生理現象のコントロール,体調管理,栄養の吸収促進などの役割があるため
ビタミンは必ず摂取する必要があります。
ビタミンAやビタミンDをはじめとする脂溶性ビタミンは
普段のドッグフードによって無理なく摂取することが出来ます。
しかし、ビタミンB1,葉酸,パントテン酸などの水溶性ビタミンは
水に溶けてしまう効力が失われがちなので摂取が難しいです。
サプリメントなどで補助することで健康をサポートする事が出来ます。

あなたの愛犬に適したサプリとは?

2017.05.26

脂質

犬は必須脂肪酸と呼ばれる体内から合成できない脂質を摂取する必要があります。
リノール酸,αリノレン酸,EPA,DHAなどの必須脂肪酸
エネルギーの利用、貯蔵に使われる為必ず摂取する必要があるのです。

ミネラル

ミネラルは多すぎても少なすぎても体に悪影響を与える扱いにくい物質ですが
犬の骨格を形成したり、血管の機能を正常に保つなど
様々なサポート効果を与えてくれます。
ドッグフードの成分として意識しない人が多いのですが
まったくミネラル分が入っていない質の低いドッグフードを続けて与えていると
ビタミン欠乏症によって体に悪影響が出る可能性があります。

犬に不要な栄養素

こちらの項目では犬に必要のない栄養素について紹介します。

炭水化物

炭水化物は摂取され分解された後、ブドウ糖に変換されます。
知っている方も多いと思いますが、ブドウ糖は脳のエネルギー源です。
砂糖,米,とうもろこし,イモ類などに多く含まれています。
脳の活動には必ず必要な栄養素ですが、
犬には炭水化物の適正摂取量が定められていません。

一応必要な栄養素ではありますが、過剰に摂取してしまうと
糖尿病になってしまうのでドッグフード選びの際には
炭水化物があまり含まれていないものを選びましょう。

犬は肉食動物なので、腸が短く炭水化物や穀物の分解には向いていません。
体調不良の原因にもなるので多量摂取はさせてはいけません。

ビタミンC

犬の生命活動のためにはビタミンの摂取が大切という事を
上記で紹介しましたが、実は摂取する必要のないビタミンもあります。

それはレモンなどの柑橘類に多く含まれているビタミンC。
ビタミンCは犬の体内で生成することが出来るビタミンなので
体内摂取量で足りているにも関わらず、にビタミンCを与えてしまうと
過剰摂取してしまい中毒症状が発生してしまう可能性があります。

これらの他にも犬に与えてはいけない食べ物は沢山あるので
こちらの記事を参考にしてみてください。

ペットが危険!犬と猫に与えてはいけない食べ物とは?

2017.04.11

健康を促進するためのドッグフード

犬に必要な栄養素、あまり必要でない栄養素について
紹介させて頂きました。

それらの知識を踏まえた上で、愛犬の健康に役立つ
お勧めのドッグフードを紹介したいと思います。

カナガンドッグフード

カナガンドッグフードはイギリスで製造されている
高級ドッグフードです。

チキンを主体とした高品質な材料を使うことで
愛犬の健康を維持するために必要な栄養素を詰め込みました。

犬の消化に優しいドッグフードです。

カナガンドッグフードの詳細

ナチュロル

ナチュロルは獣医とペット栄養管理師が開発したドッグフードです。
栄養学の面から徹底的に犬に必要な栄養素を考え
添加物を使わない製造法で安全なドッグフードに仕上がっています。

ナチュロルの詳細

馬肉パラパラミンチ

馬肉パラパラミンチは普段のドッグフードの上に
乗せて与えるだけで、ドッグフードだけでは足りていない
動物性のタンパク質を補給することが出来ます。

生肉を使うことにより、免疫力の向上
消化のサポートと、犬にメリットが沢山あります。

人間も食べることが出来るほど安全なので
1度は試してみて欲しい商品になっています。

馬肉パラパラミンチの詳細

まとめ

犬に必要な栄養素、不必要な栄養素を紹介した上で
お勧めのドッグフードを紹介させて頂きました。

「愛犬に長生きして欲しい。」

「出来るだけ長く一緒に居たい。」

これらの希望を叶えるためには、適切なドッグフードを購入しましょう。

 
ABOUTこの記事をかいた人

愛犬・愛猫の健康と長生きのためにできることをブログにしています。
犬や猫の健康維持には、ドッグフード・キャットフードの見直しや、効果的なペットサプリを活用することが大切!
毎日ペットと何気なく接している飼い主さんは、愛犬・愛猫の様子を注意深く見てあげてください。
ドッグフードを美味しそうに食べていますか?キャットフードを食べ残していませんか?
ただ可愛がるだけじゃなく、全身をよく撫でて皮膚の様子もチェックしてあげましょう。
(犬や猫は言葉を話せなくても、あなたに向けてサインを送っています!)
犬と猫、そして飼い主さんの楽しいペットライフのために、これからも皆さんのお役に立てる記事を書いていきたいと思います。