一筋縄では行かない!猫にお座りを覚えさせる方法とは

ねこアイコンこの記事はねこちゃん用の記事です

「お座り」と言えば、真っ先に犬を想像する人が多いと思いますが犬と同じように猫にもお座りを覚えさせることが出来ます。
お座りを覚えさせることは、猫と飼い主さんの絆を深めるきっかけにも繋がります。
猫との暮らしをより一層良い物にする為にも、猫にお座りを覚えさせましょう!

猫にお座りを覚えさせるメリット

猫 お座り
こちらでは、猫にお座りを覚えさせることで得られるメリットについて紹介したいと思います。

興奮を抑えることが出来る

知らない人が家に来た時や、遊んだ際に暴れてしまった時などに「興奮を抑える方法」としてお座りが有効です。
しっかりとお座りを覚えさせていれば、猫もどんな状態でもお座りをしようと一瞬考えます。
もし、おすわりをしなかったとしても興奮する要因からお座りという命令へ意識を移すことが出来る為、お座りが鎮静命令へと繋がります。

他のしつけを覚えやすくなる

猫にお座りを覚えさせると、それがきっかけとなり他のしつけや芸を覚えやすくなることがあります。
猫は、「お座り」という言葉の意味を理解しているのではなく「お座りと言われてから腰を落とすと良い事が起こる」と覚えています。
「飼い主のいう事を良い事が起こるかもしれないと」認識させることに繋がる為、他のしつけや芸の習得にも繋がるのです。

お座りを覚えさせる前に猫の性格を理解する

猫 気まぐれ
それでは早速、猫へのお座りの教え方を紹介したいところですが、その前に猫の性格についておさらいしておきましょう。
猫の性格を再認識することによって、上手くいかなかった時やお座りをしてくれない時の心を落ち着けることに繋がります。
しつけや芸の習得は、誤った認識や方法で挑むと猫と人間の関係性を悪化させてしまう恐れがあります。

猫にお座りの方法を正しく教える為にも、猫の性格をいまいちど確認してみましょう。

猫はメリットが無いと動かない

猫は犬に比べ、行動がシビアな動物です。
犬は飼い主に褒められるために行動するのに対し、猫は確実なメリットが無いとあまり行動しません。

犬は飼い主に褒められたり、撫でられることで満足しやすいですが、猫はおやつが貰えたりご飯が貰えないと満足しにくい傾向にあります。
「お座り」という命令に従うのも、あくまで命令に従った先にあるメリットを目的としていることを忘れてはいけません。
猫はシビアな生き物ですが、人間の事を嫌っているわけではないので猫の性格を理解した上でお座りの習得へ取り掛かりましょう。

やっぱり気まぐれな猫が多い

犬は飼い主を群れのリーダーとして認識しているため、意味のない命令や突発的な命令にも従います。
しかし、猫は人間をリーダーとして認識することは少ないです。(母親だと認識する猫はおおいですが・・・)

犬は飼い主に依存し、猫は飼い主に依存せず自立する傾向にあります。
自立している為、すべての行動は自分の気の向くまま。
やっぱり猫には気まぐれな子が多いです。

そのため、しっかりとしつけている猫でも命令を聞いてくれないことがあります。
猫にお座りを覚えさせる方法は、あくまで「覚えさせる方法」であって「強制させる方法」ではないことを理解しましょう。
覚えた行動を実践するかどうかは、猫次第。猫は自分本位の生き物なのです。

猫にお座りを覚えさせる方法

猫 飼い主
それでは、猫にお座りを覚えさせる方法について紹介したいと思います。

お座りを覚えさせる方法は以下の通りです。

  1. 程よく空腹にする
  2. 猫に餌を見せ、お尻を抑えお座りの体制に
  3. すかさず「お座り!」の一言

1回や2回では猫は覚えてくれないので、反復練習で猫に「お座り」と「言葉」を関連付けましょう。

ポイント1「餌を必ず使う」

猫にお座りを覚えさせる際に意識したいポイントの1つ目は「餌の活用」です。
カリカリや猫用のおやつをご褒美として、猫にお座りを覚えさせることで明確なメリットを猫に伝えることが出来ます!

「この行動をすれば、飼い主が食べ物をくれるぞ!」と認識させることでお座りの取得へ繋がります。

飼い主に撫でられる、褒められるは猫にとってそれほど重要なご褒美ではないので、愛情よりも食べ物を褒美として与えましょう。

ポイント2「猫の機嫌を考える」

あなたは機嫌が悪い時に勉強をしたり、誰かに物事を教わるとどのような感情を抱きますか?
きっと、「そんな気分じゃない」と勉強が嫌になると思います。
猫も人間と同じように、学ぶ気分とそうでない気分があります。
機嫌が悪い時や、気が立っておりイライラしている時にはお座りの学習もしてくれません。
上の項目で紹介した方法も、気分ではない時には有効ではないので猫の機嫌が良い時に教えるようにしましょう。

猫の機嫌を判断することで、猫の機嫌を損ねることなくお座りを教える事が出来ます。

猫のお座りを賢く教えよう

今回紹介した方法とポイントをしっかりと意識することで猫にお座りを覚えさせることが出来ます。
1日や2日じゃ覚えさせることは難しいですが、根気強く教え続けることでお座りを覚えてくれますよ!
猫との絆を強くするきっかけにもなるので、少しずつ教えてあげてください!

市販のエサは消化に悪い

私のねこは昨年「尿路結石」にかかってしまいました。ねこは「尿路結石」になりやすく、特にオスは一生に一度必ずなるとも言われます。それは知っていましたが、本当になるとは・・・ショックです。

獣医師曰く「市販のエサは、動物性タンパク質が少なく、消化に悪い。消化に水分が多く必要になり、結果おしっこが濃くなり結石になりやすい。」

 

本当はもうちょっと専門的なことを言われたのですがあまり覚えていません。しかし要するに人間で例えるなら毎日マ★ドナルドのハンバーガーを食べているのようなものと理解しました。

ペットフードは本当に重要

このことをもっと早くに知っておくべきでした。なぜなら今年の春に私のねこは亡くなってしまったのです。尿結石の悪化によって…。

実はこの兆候は「ねこがエサを残す」から始まったのです。

 
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愛犬・愛猫の健康と長生きのためにできることをブログにしています。
犬や猫の健康維持には、ドッグフード・キャットフードの見直しや、効果的なペットサプリを活用することが大切!
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ドッグフードを美味しそうに食べていますか?キャットフードを食べ残していませんか?
ただ可愛がるだけじゃなく、全身をよく撫でて皮膚の様子もチェックしてあげましょう。
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犬と猫、そして飼い主さんの楽しいペットライフのために、これからも皆さんのお役に立てる記事を書いていきたいと思います。